朝、駐車場から園庭の脇を通った時、少々びっくりしました。
銀杏の木に花が咲いていたのです。

見えずらいかも知れませんので、ズームアップした写真も掲載します。

えっ、銀杏ってこんなに目立つ花が咲くのだっけ?と思いもう一度よく見てみると、

そう、となりのモッコウバラのツルが銀杏に絡みついて、その先に花を咲かせていたのです!!
そもそもこのモッコウバラは、園の正門付近にあった銀杏の木を切った時に植えたものです。
銀杏の落ち葉が、ご近所の迷惑になっていることを知って、苦渋の選択の上、泣く泣く切ることを決意いたしました。
ともべ幼稚園の園庭にある銀杏の木は、ともべ幼稚園の象徴のようなものでもありました。
これが、自分のあるいは幼稚園都合だけだったなら、私は切ることはできなかったと思いますが、他の人の迷惑になっているということが決断の要でした。
その時に、銀杏の木に変わるものとして植えていただいたのが、モッコウバラとムベです。
モッコウバラは震災で倒れてしまい、その後、場所を移して現在の位置に植え替えてもらいました。
もうダメかな、と思ったときもあったのですが、立派に咲き誇っています。
正門の近くにあった銀杏の木は切ってしまいましたが、残っている銀杏の木とモッコウバラが、まるで手をつないでいるように見えるのは、私があまりにも感傷的すぎるのでしょうか?
ともべ幼稚園<笠間市(旧友部町)> 高野哲也
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