2011年 07月 03日
放射線量調査について
安全な幼稚園は次のうちどこでしょうか。
A幼稚園 0.16μSv/h
B幼稚園 0.18μSv/h
C幼稚園 0.38μSv/h
問2
ともべ幼稚園は安全でしょうか
A 幼稚園 0.16μSv/h
B 幼稚園 0.18μSv/h
ともべ幼稚園 0.38μSv/h
(数値はすべて架空のものです)
笠間市による放射線量の調査について、ともべ幼稚園からずーっとお願いしていたことがありました。それは、調査結果の発表の仕方です。
まず、問1の答えです。
A幼稚園、 B幼稚園、C幼稚園いずれも安全です。
問2の答えです。
もちろんともべ幼稚園も安全です。
いずれも文部科学省が出している、屋外活動を制限する基準である、3.8μSv/hを大きく下回っているからです。
なんとなく、数値を羅列してしまうと、つい数値同志を比較してその中で数値の高いものを「放射線量が高い」と認識してしまいませんか。
私はやってしまいました。他の市町村の測定結果を見て、ここの施設は高い、ここの施設は低いという風に見てしまいました。
原発に近いところで、危険なところを市民に知らせるための調査なら、個々の施設の数値比較は必要かもしれませんが、笠間市の場合、危険地が出る可能性は低く、どちらかというと安全であることを市民に知らせる調査であると思います。
笠間市友部地区の幼稚園の放射線量は
最低0.16μSv/h、最高0.38μSv/h
いずれも、文部科学省が出している屋外活動を制限する基準である3.8μSv/hを大きく下回っています。
この表示で十分でないでしょうか。そして、各幼稚園の数値はそれぞれの幼稚園で保護者等に公表することで足りると思います。
数値の高低が一目瞭然で分かる形だと、最初の問いのように安全にもかかわらず施設の差別化が起こりかねません。
分別のある大人なら、ちょっと考えればどこも安全だと分かりますが、施設の差別化を子供が聞いていたら、それによるトラブルの温床になりかねないのではないか、私はそう考えてしまいました。
私の幼少期なら言いかねないと思いました。決して「優等生タイプ」ではなかった私ですから、何かあった時に「あいつの幼稚園、放射能が高いから」とか、言いかねません。
同じようにからかわれもしました。私は、小学校の時に少数派の幼稚園出身でしたので、ことあるごとになんかかんかと言われたのものです。
言われていい気持ちはしませんでした。言っていいものでもありません。
先に出した数値は、架空のものです。実際にはまだ未調査です。ともべ幼稚園の数値が他と比べてどうかはまだわかりませんが、ともべ幼稚園の卒園生にはからかう側にもからかわれる側にも回って欲しくありません。
どうにか比較できない形での発表を孤軍奮闘お願いしてまいりました。
笠間市は応えてくれました。
土壌調査を行いますが、その結果は、各施設ごとに別ページにリンクする形をとっていただけることとなりました。
これならば、一目で各施設を比較できません。比較したい人はそれぞれ数値を拾えばできますが、無意識に比較するとこはなくなります。
空間中の放射線量は、現在、各施設ごとに時系列に数値を表示しています。数値の数が少ない場合には一目で比較できてしまいますが、今は、各施設ごとのデータが10以上表示してあるために各施設ごとの比較ができずらいと思われます。笠間市におけるモニタリング状況(友部地区)
そこで、当園の数値は、データが10程度集まるまでは市のHPには表示せずに、ともべ幼稚園独自に発表させていただくこと、データが10を超えるようになったときには、他の施設と同じように表示することをお願いしています。
いずれの数値も測定結果が出次第、ネット上で公表いたしますし、保護者の皆様には、何らかの形で文書にてお知らせする予定でおります。
もちろん、基準値を超える数値が出た場合には、園児の安全確保のために速やかに対処いたします。
各幼稚園への放射線の測定は間もなく始まり予定だそうです。
(長文で申し訳ありません。わかりずらいとお考えの方は、園長まで直接お問い合わせください。その際には、必ずクラス名、氏名をお願いします。匿名でのご質問、ご意見はお伺いできかねます。)
ともべ幼稚園<笠間市(旧友部町)> 高野哲也

