2010年 11月 30日
昨日の帰りのことです
先週の金曜日に行われた「ごっこ遊び」の時に、電車の通り道として作ったものですが、そのままにして子供たちが遊んでいます。
不思議に思っていたことがあるんです。
いつ見ても、ペットボトルが1本も倒れていないんです。いつも子供たちが勢いよく遊んでいるのにです。
昨日の帰りのことです。
作品展用に作った大きな作品を両手に抱えて、ある女の子がペットボトルのコースを横切ろうとしていました。ペットボトルをまたごうとしたとき、後ろ足でペットボトルを倒してしまったんです。
私は近づいてそのペットボトルを直そうと思ったのですが、その女の子は両手に大きな作品を抱えながら、結構苦しそうな姿勢でペットボトルを直していきました。
誰も見ていない時、しかも両手がふさがって簡単には直せない時でも、なんの躊躇もなくペットボトルを直していった女の子。
きっと園児たち全員が自分で倒してしまったペットボトルを直しているんでしょうね。だから、いつ見ても1本もペットボトルが倒れていなかったんです。
ともべ幼稚園<笠間市(旧友部町)> 高野哲也