2012年 03月 14日
地震避難訓練 反省会
この避難訓練を行うに当たってひとつ掲げていたのは、「訓練のための訓練にはしない」ということでした。
あらかじめ時間を決めて、全員がその時間に向かって避難の準備をしている状態では訓練の意味がありません。地震はある日突然どんな状況で起こるかわからないからです。
必要以上に怖がらせないために、園児たちには今日の何時になるかわからないけれど訓練があることだけは知らせておきました。
園児たちの様子は、ひろばの出来事をご覧ください。
その他にも、ちょっとした仕掛けをしてみたりしました。
先生たちにも知らせずに、階段の一つを通行止めにしました。
この訓練はいざという時に園児たちがあわてないようにするということも大きな目的の一つですが、もう一つの目的は、先生たちがその時その時で的確に判断をし、互いに連絡を取り合い、情報を共有・集中していくことの訓練でもあります。
いざという時に必要なのはそのようなことだと思います。
と、このブログを書いている最中にも大きな揺れがありました。
今後もこの訓練は継続して行っていくつもりです。
ともべ幼稚園<笠間市(旧友部町)> 高野哲也